PAL (プロビンシャル・アテステーション・レター)発行数について

2024年1月22日のカナダ政府による留学生受け入れ制限に関する発表から、本日2024年3月31日の期限まで各州において、PALの発行数の割り当てについて協議されました。

この数日、どの大学もカレッジも、そして語学学校も含め、連絡がつかない忙しさでした。

他州がどんどん発表されていく中、州立大学が人口のわりに多いノバスコシア州は、予想通りぎりぎりまで掛けて協議されていました。

カナダ全体で36万人という留学生の数の制限が発表され、カナダで2番目に小さいノバスコシア州はどれだけの人数を分け与えてもらえるのか・・・?
発表になるまで、指をくわえて待つしかない歯がゆさが続いておりました。

ノバスコシア州政府による、2024年度留学生受け入れについての発表がこちらです。

2024年1月22日以降受け入れが可能な人数は、12,900人。昨年より約7,000人も少なくなります。

各大学などに分類別された数がこちら。

かなり厳しいです。

ただし、今現在既にカナダにスタディパーミットやワークパーミットで滞在されている方、小中高校などの教育を受ける方、大学院などを目指す方は、この中には含まれません。

シビアに、どれだけカナダの近い将来(経済)に貢献してくれる可能性がある人物か。
その見極めが行われるのかな・・・というのが感想です。

ちなみに、他州の割り振りを知りたい方はこちらも参考にしてください。

PALの導入により、例年よりスタディパーミットの申請に時間が掛かることが懸念されます。
渡航の時期が決まっている方は、お早めにご連絡下さい。

2024年1月22日発表のスタディパーミット等に関する変更について

2024年1月1日、スタディパーミット(学生ビザ)申請時に必要な銀行の残高証明書(滞在資金の確認)の目安金額が高まりましたが、それに続いて今回の発表では、以下の事柄に変更がありました。

1.スタディパーミット発給制限
  現在のところ、360000件とされていますが、この数字は後日調整されます。
  昨年の35%減を目安とされています。
2.各州ごとに今後、割り当て
  それぞれの州によって人口や留学生の数によって割り当てが決まります。
  留学生の割合が急増している州での制限が大きくなりそうです。
  *ただし、現在既にスタディパーミットを受理している留学生、大学院生、小中高   
   校生の留学生は対象となりません。
3.各州におけるDLI認定校間で人数を振り分け
  詳細についてはまだ未定

1月22日以降スタディーパーミットを申請する方に注意が必要な点

1.申請時に州政府認定レター(Attestation Letter)の提出
  現在、州政府はこのレターの準備を進めており、期日となっている3月31日までには整います。
2.既に申請済みの方は対象外
  Attestation Letterの提出は不要。発給者数の割り当ての数にも入りません。
3.割り当て分のスタディパーミットが発給されてしまった後の申請者
  万が一、定員者数に達した後に申請してしまった場合、申請は処理されず、申請料などは返金されます。

ポスグラ(Post-Graduation Work Permit Program)の対象と配偶者就労ビザについての変更

1.私立カレッジは現在もポスグラの対象ではありませんが、公立カレッジとパートナーシップを持つPPP(Public Private
  Partnership)の卒業生も2024年9月1日以降ポスグラの対象外となります。
2.ディプロマ課程の留学生の配偶者ワークパーミットの廃止
  今までのように公立カレッジや大学のUndergradに留学する人の配偶者が取得出来ていたOpenワークパーミットが廃止となり、
  修士もしくは博士課程に就学する場合のみ配偶者就労ビザが取得可能となりました。
  

現在、Attestation Letterの発行が、まだ州政府で準備できていない状態のため、
・未成年者で小中高校への留学希望者
・修士・博士課程その他大学院生のプログラムへの留学希望者
・スタディパーミットの更新
以外のスタディパーミットの申請は、現在は行うことが出来ません。

オープンワークパーミット対象に関する情報は、数週間の間に発表されるはずです。

2024年1月30日以降にスタディパーミットの更新を行う方は、新しいIMM5709での申請が必要です。古いものでは申請不可となりますのでご注意ください!

詳しくは、こちらのページを参考にしてください。→カナダ政府のページ

ペアレント/ティーチャーについて

デイライトセービングも終わり、夕刻日が沈むのがとても早く感じられる今日この頃。
この季節、空気も乾燥するのでインフルエンザなども流行しやすいので、睡眠と食事には気を付けたいですね。

また、これから冬にかけて日照時間の少ないカナダでは、多くの人がビタミンD不足になりがちです。食品や朝の散歩でしっかりとビタミンDを吸収できない人はサプリも摂るよう医師からも勧められます。

さて、新学期が始まりもう2か月半。
先週から今週にかけて、様々な学校で「ペアレント/ティーチャー」に出向いています。

「ペアレント/ティーチャー」って何?

「ペアレント/ティーチャー」=「保護者面談」です。

コロナ禍以降、オンラインでの面談を行ってくれる学校もありますが、大抵は対人の面談に切り替わりました。

日本での保護者面談は、担任の先生が各教室で行うことが多いかと思いますが、こちらでは体育館など広い場所を用いる場合が多く、大きな学校では半分くらいが体育館、その他は各先生の教室といった場合もあり、校舎の地図を片手にうろうろ迷うことも。

昨日は、KES(キングスエッジヒル)での「ペアレント/ティーチャー」に行ってきましたが、リメンバランスデーの行事に引き続いて、体育館で行われました。

その保護者の様々な国籍。誰もがフレンドリーにお互い話かけ、握手を交わす雰囲気がなんとも温かく感じました。

公立学校では大人数の生徒を持つ先生が多いため、一人5分以内でストップウォッチを片手に面談している先生もいますが、ここでは時間をかけてゆっくり一人の生徒について様子を伺うことができました。

これからご自身のお子様の「ペアレント/ティーチャー」に参加される場合、公立学校ならPower School、私立学校の場合にはそれぞれ保護者との連絡に使用されているアカウントに入り、お子様の時間割を準備してください。

次に、学校から案内が届くと思うので、体育館の場所や教室の見取り図など当日必要かと思われる情報を入手しておいてください。

どうしても不安な場合は、毎日学校に通っているプロ、自身のお子様を連れて一緒に行ってください。
「ペアレント/ティーチャー」と呼ばれるものの、生徒さんも何人か参加しています。
なんとなく、自信のある生徒さんが多いようには思えますが、逆に先生にひとこと言ってもらいたい!という場合にも連れて行くことがあります。

体育館で行われる場合、とてもオープンなので先生と話している内容がしっかり聞こえます。最初は、この雰囲気に馴染めなかった私でしたが、逆に教室に先生とたった2人で向き合うより、話しやすい気がします。

お子様が、どんな先生の授業を受けているのか、顔を見て話してみると家でお子様が先生の話をした時にも、あの先生の事を言ってるんだな~とかイメージが湧きやすいので、面白いです。

最初はハードルが少し高いかもしれませんが、保護者が学校に顔を出しておくのは、とても大切だと思いますので、この機会に是非お子様がどんな教室で、どんな先生の授業を受けているのか、「ペアレント/ティーチャー」に参加してみてください。

その上で、どうしても聞き取れなかったこと、問題があると感じられた場合には、後日私が先生方とアポイントメントを取って一緒に出向きますので、現地サポート中の生徒さんは気軽にご相談ください。

カリキュラムナイトについて

ハリケーンが過ぎ、すっかり秋めいたノバスコシア州。
小中高校に通い始めた留学生の皆さんも、お友達が出来た~!と早速写真を送ってくれています。

そんな中、ハリファックス近郊の多くの高校といくつかの小中学校では、明日の夜6時ごろから「カリキュラムナイト」が行われます。

「カリキュラムナイト」って何?
疑問を持つ方が多いと思うので、簡単に説明しますね。

「カリキュラムナイト」の夜は保護者が学校に出向き、まずはカフェテリアなど広い場所で集まり、校⾧先生の挨拶があったり、ガイダンスカウンセラー(進学について、また単位に関する相談などできる人)などの紹介があります。
今回は、高校生の生徒さんの例に沿って詳しくご説明します。

小中学校の場合は、カフェテリアや体育館で話を聞いた後、担任の先生の部屋に行って担任の先生からの話を聞くだけです。同じ日にアイスクリームソーシャルと言って、$1 ほどでアイスクリームを保護者会が売り、それを遠足や何かのファンドレージングにされている学校もあります。

高校生を持つ保護者:家で前もってスクショを撮ったり、印刷してきた我が子の時間割を手に、その部屋番号を探して動きます!
この時間割は、Power School のParents Portal に入ると見れます。

https://www.hrce.ca/about-our-schools/parents/powerschool

このリンクから、スクールボードのサイトに入り、赤字のClick Here をクリックしてください。
User Name は保護者のメールアドレスです。初めて入る方は、パスワードを作らなくてはいけません。
また、自分のお子さんのスチューデントナンバーなど必要になるかと思われます。

Power School が開けたら、Mi Schedule のMetrix Views を開き、現在の基本となる時間割を入手してください。

S1 とS2 がありますが、S1(セメスター1)が前期です。また後期にもカリキュラムナイトが行われます。

高校にもなると、かなり広い建物になりますが、1 階が100 番台、2 階が200 番台といった番号が振り分けられているので、その番号を目印に、1 限目から4 限目までの教室を動きます。

兄弟姉妹がおられると、すべての教室は回れませんので、大事だと思われる順位付けをしてください。
一番大切なのは、お子さんの苦手教科だと思います。

わずか15 分ほどの時間しか各先生に与えられた時間がないので、個人的な質問は「Parent/Teacher(個人面談)」まで待つか、メールをくれと言われます。

カリキュラムナイトでは、どんな項目の授業をするか、課題や提出物の期限などに関する先生の思いやルールを話されますので、メモっておきましょう。大抵の先生は、自身が話内容を紙に書いて手渡してくれます。

カリキュラムナイト後、分からない点があれば、メールで弊社に問い合わせてください。

また単位取得のために必要な点数、点数配分なども話されます。
そこで気づかれるはずですが、ノバスコシア州の高校では、中間テストや期末テストの点数だけで成績が付くわけではありません。課題の提出、授業態度、発表、クイズ(小テスト)などが全体の70%~80%を占めるはずです。期末テストは大きくても30%の割合だけになります。となると、日々の努力が見られれば、成績が単位を落とすほどになるはずがない状況です。

質問は、ランチタイムや放課後にエキストラヘルプをしています。とか、課題の提出にもっと時間が必要な時には、期限になる前に必ず自分から先生に交渉するように!など話があるはずです。

「分からないことは恥じゃない」でも、「分からないことをそのままにしておくのは、恥だ」と良く耳にします。
母国語が英語じゃない生徒さんたちが最初からわかるはずありません。

どんどん質問できるよう、個々の性格を見ながら、どんな時間に先生や友達に質問すればよいか、保護者からも教えてあげてください。では、良いカリキュラムナイトを!



↑今回必要なMetrix Views の基本となる時間割A のS1 を見て、1から4 限のクラスに行ってください。

2023年9月のノバスコシア州

カナダノバスコシア州の小中高校では、9月6日、7日にFirst Day of School(新学期)を迎えました。

かなり暑い夏日が続いておりますが、体調管理には気を付けて、水分だけでなくしっかり栄養も摂ってくださいね。


高校生は単位制となり、特に卒業を目指している生徒さんは、取り忘れのないように選択する必要があります。
また、カナダで大学進学を目指す場合、アカデミック用の数学や英語の履修が必要となります。日本の大学に帰国子女として進学を目指している人は、それぞれの大学で履修が必要とされる科目がないか調べましょう。

高校生の前期(9月から1月末)までに履修する科目の変更は、学校が始まった日から1週間です。
考えていた科目と異なったり、どうしても履修が難しい場合には、なるべく早めにスチューデントサービスに行って、ガイダンスカウンセラーとの予約を取り、変更の相談をしましょう。

何か分からないことがある場合は、いつでもご相談ください!
2023-24年スクールイヤーも最高の年にしましょう!

3月21日の規制解除について

明日3月21日、日本でもまん延防止等重点借置が全面解除されるそうですが、カナダ・ノバスコシア州でもまたPhase3に入ることになり、マスクの着用の義務付け等が緩和されるのですが、公立学校においては校内及びスクールバス等でのマスクの着用を当面(数週間程度)促すとのことです。

学校での音楽の授業やクラブ活動、トーナメント等も開催できるようになります。

しかし今後も、体調が優れない時には登校はせず、家で休むようにして下さい。個々に体調管理を行うようお願いします。

以下、スクールボードからの連絡です。

Families,

Today, Premier Tim Houston and Dr. Robert Strang announced that, out of an abundance of caution, masks will be mandatory in public schools, and on school buses, for a few more weeks starting on March 21, 2022.

HRCE Central Office/building staff and visitors must also continue to wear a mask during this time.

Click here to read the news release.

What will next week look like?

In public schools, staff and students will follow the updated guidance in the Back to School Plan, including the following:

  • Masking for staff, students and visitors remains in place for a few more weeks during school hours and on school buses

  • Visitors and spectators will need to wear masks in schools during school instructional hours for a few more weeks

  • Staff and students are asked to follow core public health measures such as getting vaccinated if eligible, staying home if feeling unwell, following the COVID-19 Daily Checklist, washing and sanitizing hands frequently

  • Music, band, arts and sports in schools can resume in full

  • Tournaments, concerts and extracurricular activities are permitted

  • Planning for graduation can proceed

More information is available at https://backtoschool.ednet.ns.ca/ .

All other changes to Public Health restrictions/guidance that we shared with staff and families on March 10, 2022 will remain in place.

If you have any questions, please reach out to your child’s teacher or principal.

Enjoy your weekend. We look forward to welcoming everyone back next week!

カナダ渡航時のPCR検査について

3月18日の在モントリオール日本国総領事館からの情報によりますと、来月4月1日よりワクチン接種を既に完了済みの方にはカナダ入国前検査が免除される事が発表されました。詳しくは、以下のとおりです。

カナダ政府は、2022年4月1日(金)以降、ワクチン接種完了者に対する入国前検査を撤廃する旨を発表しました。

●2022年4月1日(金)午前0時1分(東部標準時間)から、ワクチン接種を完了(注:ブースター接種は含まない)した旅行者が、空路、陸路及び海路でカナダに入国する際に、入国前の新型コロナウイルス検査の結果の提出が不要になります。

●すべての国からカナダに到着する渡航者のうち、ワクチン接種完了者であると認められた方でも、ランダムに新型コロナウイルス検査の対象者に選ばれた場合には、カナダ到着時に検査を受ける必要があります。それでも検査結果を待つ間、隔離の必要はありません。

●ワクチン接種未完了者のうち、現在カナダへの渡航が許可されている渡航者については、入国前検査の要件に変更はありません。特に免除されない限り、ワクチン接種を完了していない5歳以上のすべての旅行者は、引き続き、カナダ政府が認める種類の入国前新型コロナウイルス検査の証明書を提出する必要があります。

詳しくは、カナダ公衆衛生庁プレスリリースをご覧ください。
https://www.canada.ca/en/public-health/news/2022/03/government-of-canada-will-remove-pre-entry-test-requirement-for-fully-vaccinated-travellers-on-april-1.html

2月28日よりワクチン接種証明がほぼ必要なくなりました。

まだまだ雪の降るノバスコシア州ですが、今週月曜日2月28日より今までレストランやアイスホッケー観戦などに必要とされていたVaccine Passport(ワクチン接種証明)がほとんど必要なくなりました。

ただ、屋内で一度に集まれる人の数などはソーシャルディスタンスが保てるよう、今迄同様規制が続いています。

今後、3月21日には、これらの規制が取り除かれる方向で進んでいます。
マスクの着用も推奨されていますが、義務付けられることはなくなるようですし、この辺はお店のオーナーや学校の先生などに判断を委ねられるのかと思われます。

詳しくは、こちら。→https://novascotia.ca/coronavirus/restrictions-and-guidance/

日本から飛行機でお越しの際は、こちらのサイトを参考にして下さい。→https://travel.gc.ca/travel-covid/travel-restrictions/exemptions

カナダ国内の移動は、自由に出来るようになりましたので、この夏からは観光業も盛んになると思われます。

とはいえ、まだまだ学校などでもCOVIDの感染者は出続けておりますので、体調の悪い時や濃厚接触者となった時は、ルールに従ってご自身の、そしてご家族やその他の人たちの為にも気を付けて行動して頂きたいと思います。

もしもコロナ陽性者の濃厚接触者となったら

ノバスコシア州でのコロナ陽性者の人数は、一時よりは少し落ち着いてきたかなと思われます。

しかし、対人授業が再開され、スポーツなども10人以下であれば練習が可能ということで、濃厚接触者となる割合が増えて来ているように思われます。

もしも、ご自身がClose Contact(濃厚接触者)となってPublic Health(保健所)などからの指示があれば、それに従って下さい。

こちらは一般的な流れとなります。

まず、Close Contactとは?
1.のちに陽性反応が出た人と2メートル以上間隔を開けずに15分以上一緒に屋内で過ごした。
2.のちに陽性反応が出た人が、咳やくしゃみを近くでした。
3.のちに陽性反応が出た人を同じ家でケアしていた。
4.のちに陽性反応が出た人と触れ合ったり、抱き合ったり、キスをした場合となります。

マスクは一つの防御策とされていますが、例えお互いがマスクを着用していたとしても上記に当てはまる場合は、Close Contactとなります。

https://www.nshealth.ca/information-covid-19-close-contacts

現在、ウィルスをまき散らす可能性は、症状が現れる48時間(2日)前から、もし無症状の場合はPCR検査で陽性になる48時間前から深まっているとされています。

完治と見なされるには、ワクチン接種を完了している人や11歳以下の子供達の場合、症状が現れてから若しくは、症状のない場合は陽性反応から丸7日が経過し、尚且つ症状が回復している場合です。
ワクチン接種が終了していない人場合は、10日間となります。


Close Contactの人が、必要なワクチン接種済みの場合、

最後に陽性反応が出た人と会った時間から72時間後に

1.PCR検査を受けて下さい。陰性だったら自己隔離を終了して構いません。
2.Rapidテストを受けて下さい。陰性だったら、再度この48時間後にRapidテストを受けて下さい。

その間、症状が現れないか気を付けて下さい。

最初のPCRまたはRapidテストの陰性反応が出るまで、自主隔離して下さい。自主隔離中でも、学校や仕事には行っても構いません。学校や仕事場ではなるべくソーシャルディスタンスを保つように心がけて下さい。

もし何らかの症状が現れた場合、即隔離を行いPCR検査を受けて下さい。

Rapidテストは手に入りにくくなっていますが、下記からPop-upサイトの時間などを調べて受け取ることができます。

https://www.nshealth.ca/coronavirus/covid-19-rapid-testing

一人1パッケージとなりますが、5つ検査キットが入っています。必要な人が必要な時に手に入るよう、一人1週間に1回だけ受け取るようにと言われています。

手洗いやうがい、マスクの装着だけでは濃厚接触者になることは避けられませんので、いざという時の為にも一度詳しく読んでおいて下さい。

学校(対人授業)再開に向けて

本日1月12日(水)の発表で、ノバスコシア州の公立小中高校は、来週1月17日(月)からの対人授業再開に向けて準備を進めておりとのことです。

現在のCOVID感染ケースは、今迄の中で最悪の状況ではあるけれど、我々の学校と言う場所は、十分安全対策を取っているし対人授業は欠かせない。また多くの生徒にとっては『最も安全な場所』だから・・・とのコメントでした。

それぞれの学校には、その生徒数によって検査キットが割り当てられ、生徒たちが利用できる状況になるようです。

ただし、体調の悪い場合は保護者の判断で学校を休ませるようにとの注意も添えられました。

CBCニュース(1月12日)


ワクチンのブースター接種(第3回目)を勧められていますが、現在予約が可能な年齢は30歳以上です。また、第2回目のワクチン接種から168日以上経ってからとなります。

2022年新学期のはじまり・・・。

明けましておめでとうございます。
2022年の新学期。元々は1月4日(火)からスタートのはずでしたが、クリスマスブレイクが少し延長されると年末に発表。1月6日が、1月10日なり・・・本日、その1月10日からオンライン授業と言う形での再開が決まりました。
1月10日から1週間、オンライン授業をしてその後対人授業に変更できるかどうかみるそうです。

ノバスコシア州における新型コロナの新しい感染者数は、今日は842人、昨日は1,020人の感染者がでている現状から仕方がないのか・・・とは思います。

また、アイスホッケーなどスポーツの試合などは、1月31日まで禁止が決まりました。
子供達の成長に必要な学校やスポーツなど、1日も早く対人で楽しめるようになって欲しいです。

2022年1月12日までの規制

2021年のクリスマスブレイクは、本日12月22日に始まる予定が、急遽12月17日が最後の日となってしまい、現在のところ2022年1月4日始業の予定が1月6日に遅れると発表されています。

ところが昨日新たに州政府よりアナウンスメントがあり、25人までOKと言われていた集まりが、10名までの家族や日常的バブルの人としか会えないルールに変更となりました。

2021年12月21日NSコロナに関するアナウンスメント

また、家で簡単にRapid Testが行えるキットを図書館などで配り始めましたが、あっという間に在庫切れの恐れが出たため、取りやめました。

よって、コロナウィルスに感染した恐れがある場合には、811に電話を掛けて指示に従って下さい。

定期的に、こちらの感染者への接触が考えられる場所のリストを確認するようにしてください。

このリストの中にPrecautionと言うのと、Exposureと言うのがあります。
Precauthionの場合
ワクチン接種の如何に関わらず以下に従って下さい。
例え症状がなくてもPCR検査を3日(72時間)以上経ってから受けて下さい。症状が全くない場合には、自己隔離の必要はありません。

Exposureの場合
ワクチン接種を受けている場合、直ちに自己隔離を行って下さい。例え症状がなくてもPCR検査を3日(72時間)以上経ってから受け、陰性結果が出るまで隔離を続けて下さい。

ワクチン接種を受けていない場合、直ちにPCR検査を受けて下さい。また、Exposureから6日目か7日目にもPCR検査を受けて下さい。(7日目以降、陰性結果を受けた人は隔離の必要ありませんが、医療業務に携わっている人などとの面会は避けて下さい。)
6,7日目の検査を受けない選択をした人は、14日間の隔離が必要です。
また、14日目のPCR検査も強くお勧めします。

詳しくは、こちらを参考にして下さい。


予定していたクリスマスの過ごし方とは異なるかもしれませんが、健康に気を付けて楽しいクリスマスと年末年始をお過ごし下さい。



オミクロン株感染者に伴う規制の強化(12月13日発表)

まさか、昨日の今日でこのニュースになるとは思っていませんでしたが、ノバスコシア州内にも既にオミクロン株感染者が確認され、その数現在40人だそうです。
感染ルートは、オンタリオ州のQueen's大学とのつながりが考えられAntigonishのSt.FX大学やHalifaxのDal Housie大学で感染者が確認されているそうです。


詳しくは、こちらから→ CBCニュース
          → Global ニュース

今までのデルタ株などに比べ、感染後症状が出るのに掛かるのは2,3日と短く、現在入院するほどの症状を訴えている感染者は出ていないそうです。

大学が休みに入り、それぞれが帰省するのと重なるため、無症状の人たちも自宅で行えるRapidテストのキットが、各図書館にも置かれましたので、必要な数だけ取りに行って検査するようにと勧められています。


また、最近緩和されていた規制が強化されるとの事。

詳しくは、こちら→ 12月14日(火)及び17日(金)からの規制

明日よりクリスマスブレイクまでの間、学校での規制が厳しく戻ります。

1.学校単位のスポーツ(クラブ)活動は練習のみ
2.クリスマスコンサートなどはキャンセル
3.クラスの合同(リーディングバディなど)取りやめ
4.必要不可欠時以外の保護者等の来校禁止
5.屋内・屋外共にソーシャルディスタンスが保てなければマスクの着用が義務づけ
6.カフェテリアなど制限
(我が家にステイしている生徒たちの学校は、カフェテリアを閉めると連絡が入りました。また昼休みを時間をずらして人数制限するようです。)

更に12月17日(金)午前9時より、少なくとも2022年に入るまで続く規制は、

1.屋内・屋外ともにソーシャルディスタンス(2メートル)を保つ事。
ただし、同居家族や常に同じメンバーで集まる場合最大20名まで可。
2.フィットネス・ジム・店や美容院などソーシャルディスタンスを保てば可。
3.レストランやバーなどソーシャルディスタンスを守り、一つのテーブルに20名まで可。マスクは、飲食時には外してもOKだが、テーブルを離れる時は着用が必要。
4.オフィスなどでもソーシャルディスタンスが保てない場合、マスクの着用が義務付けられ、各自責任を問われます。

5.屋内の会場では、50%まで、最高150人までの入場可。屋外は、250人まで。どちらもソーシャルディスタンスやマスクの着用要。
6.屋内外で行われるスポーツ競技は、60人までで行う練習やリーグ戦は可。ただし、トーナメントは不可。ソーシャルディスタンスは問われないが、マスクの着用を勧める。
7.屋内外で行われるアート・カルチャー系のリハーサルや練習は可。ただし、コンクールは不可。
8.11歳以下の子供がスポーツやアートイベントで州を跨ぐことは引き続き禁止されます。

その他詳しくは、上記のサイトを参考にして下さい。



ノバスコシア州の現状(2021年12月12日現在)

2021年11月30日をもって、カナダ国内の移動にもワクチン接種を証明する書類が必要となりました。

5歳から11歳以下のお子さんを対象としたワクチンも開発され、ノバスコシアでも接種が進んで来ております。
このワクチン接種は、第1回目と第2回目の接種に少なくとも8週間空けなくてはいけません。
詳しくは→ 11歳以下のワクチン接種について

11歳以下のお子さんのスポーツイベント(例えばアイスホッケーのトーナメント)やカルチャーイベントもノバスコシア州以外では参加出来ないことになっており、他州の選手などを募ってトーナメントを行うことも禁じられています。

ただし、11歳以下のお子さんが兄弟姉妹などの試合観戦のために州を跨ぐことは許可されています。また今迄から通っている州外での習い事は続けることが出来ます。
詳しくは→ 11歳以下対象のイベント等について

また現在、カナダもしくはアメリカ合衆国以外からカナダに入国する際、政府が認めたワクチン接種を2回終えてから14日間が経過した人たちにも、ランダムに入国時のPCR検査を行っています。
もし、このPCR検査を受ける対象となった場合には、結果が出るまで自主隔離が必要となります。
この結果を待つ間に、公共機関(例えば飛行機など)を利用して最終目的地まで移動することは認められています。最終目的地において自主隔離を行い、陰性結果が届けば自主隔離は解かれます。

カナダ政府はこの数週間のうちに、海外からの渡航者が対象となるPCR検査を100%まで引き上げる予定です。
詳しくは→ 日本を含む海外からカナダへの入国規制について

尚、ここ数日間でこれらの規制が厳しくなることも考えられますので、カナダ政府及びノバスコシア州政府のウェブサイトをご確認下さい。



最後になりましたが、ノバスコシア州内の公立学校は、2022年1月の始業を予定していた1月4日(火)より、1月6日(木)まで延期することを決定しました。
この間に、教師等が校内で安全な授業が受けられるよう準備される予定だそうです。
私立学校は、それぞれ公立に合せる所もあれば、独自の始業日を用いる所もあるようです。
詳しくは、お問い合わせ下さい。

ノバスコシア州の規制の緩和(2021年6月)

ノバスコシア州は、2021年4月末から新型コロナウィルス陽性者数が急激に増えたことによってロックダウンとなっておりましたが、先週金曜日のニュースでHRM(ハリファックス近郊)及びシドニーの2学区以外の小中高校が6月2日(水)より対人式の授業に戻るとの発表がありました。

その際、ニーズの高い生徒のみを対象にHRMやシドニー地区でも対人授業を許可すると言われていましたが、今朝のCBCニュースによると、1日遅れの3日(木)からこれらの地域も対人授業が始まるとのことです。

対人授業で学年最後の月が終えられる事は、生徒たちにとってとても有り難い事です。

その他発表された内容は、在モントリオール日本国総領事館からメールで届きましたので、そのまま転写させて頂きます。

5月28日、ノバスコシア(NS)州政府は、5段階からなる規制緩和計画を発表しました。ポイントは以下のとおりです。なお、フェーズ1の後、次のフェーズへの具体的な移行時期は、感染状況、医療体制、ワクチン接種率等を考慮し、今後決定されるとのことです。

【フェーズ1(6月2日より)】
*ワクチン1回接種率が州人口の50%
・私的な集まりは屋外10人(固定メンバー)、屋内は世帯メンバーのみ可能に。
・レストランのパティオ営業再開可能に。テーブルの間を2メートル離し各テーブル10人まで。飲食時以外はマスク着用。
・ハリファックス、ケープブレトン地域を除く州地域間の往来が可能に。
・ハリファックス、シドニー地域を除く地域の学校での対面授業が再開。
・全ての小売店は定員の25%で再開可能。
・冠婚葬祭は司祭者を除き屋内5人、屋外10人まで開催可能、ただしレセプションは不可。
・スポーツの練習は屋外で10人まで対人距離・マスクなしで実施可能、ただし試合は不可。
・スポーツジム、レクリエーション施設は屋外10人までのグループプログラム、屋内1対1の個人プログラムは実施可能に。
・対人サービス業の再開可能。ただし予約制。マスクを外す必要のあるサービスは不可。

【フェーズ2(フェーズ1の2~4週間後)】
*ワクチン1回接種率が州人口の60%
・州内の移動制限を解除。
・州外からの季節居住者と移住者の入州を許可。ただし14日間の自主隔離あり。
・私的な集まりは対人距離なしで屋内10人、屋外25人まで可能に。
・スポーツジムは定員の50%で営業可能に。
・対人サービス業はマスクを外す必要のあるサービス含め全面再開可能。ただし予約制。
・美術館、図書館は定員の25%までで開館可能に。
・スポーツの練習は屋内10人または屋外25人まで、対人距離・マスクなしで実施可能。ただし試合は不可。
・会合、トレーニング、クラブ活動は対人距離を確保の上、屋内10人、屋外25人まで再開可能。
・レストランの屋内飲食スペースが再開可能。各テーブル10人まで、飲食時以外はマスク着用。
・全ての小売店は定員の50%で営業可能に。

【フェーズ3(フェーズ2の2~4週間後)】
*ワクチン1回接種率が州人口の65%
・アトランティックバブル(他の大西洋州からの隔離なしの入州)を再開。ただしワクチン接種状況、コロナ検査、他州の感染状況による。
・大西洋州外からの入州を許可。ただし14日間の自主隔離あり。
・屋内での私的な集まりは、対人距離なしで世帯メンバーに加え10人まで可能に。
・スポーツジムは定員の75%で営業可能に。
・レストラン営業時間は0時まで延長可能。
・全ての小売店は定員の75%で営業可能に。
・スポーツの試合、アーティストの対面パフォーマンスを再開。
・イベント等集まりでの上限人数を引き上げ(詳細未定)。
・対人サービス業は全面再開が可能に。

【フェーズ4(フェーズ3の2~4週間後)】
*ワクチン1回接種率が州人口の75%
・大西洋州外のカナダ他州からの入州を許可。ワクチン接種状況、コロナ検査、他州の感染状況により隔離義務付けが決定される可能性あり。
・私的集まりは対人距離なしで屋内25人、屋外50人まで可能に。
・全ての小売店は定員のフル営業が可能に。
・イベント等の集まり上限人数を引き上げ(詳細未定)。

【フェーズ5(フェーズ4の2~4週間後)】ワクチン2回接種率が州人口の75%
州境制限や各種衛生規制を緩和。集会可能人数を引き上げ。

【州政府HP】
https://novascotia.ca/coronavirus/docs/reopening-safely-with-COVID-19-plan-overview.pdf

カナダ入国の際の注意点(2月22日付)

2021年2月22日以降、カナダ入国の際出発時刻からさかのぼって72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明が必要であるとともに、カナダ政府が認可したホテルでの3泊の予約(旅行者負担)が必要となりました。

COVID-19 Mandatory Hotel Stopover

日本からの到着便は、今現在ブリティッシュコロンビア州のバンクーバーのみとなっておりますが、この他にカルガリー、トロント、モントリオールにカナダ政府認可したホテルがいくつかあり、費用はホテルによって異なるようです。

費用の中には、3泊分のホテルでの宿泊費や1日3回の食事の他、到着時のPCR検査及び自己隔離10日目に自分で行うPCR検査キット代、ホテルでのセキュリティ、清掃費、空港ーホテル間の送迎などが含まれています。

トルドー首相の発表では、この3日間にかかる費用が$2000を超えると言われていましたが、実際は$1200~1700であると言われています。

ただ、このホテルの予約が、ホテルのウェブサイトからではなく、GB Travel Canadaという会社で電話予約のみの受付とあって、現在大混乱中です。
1-800-294-8353 (北米内はトールフリー)
1-613-830-2992(それ以外の地域からのコレクトコール)
EST時間(日本との時差、現在-14時間)の午前8時から午後11時まで毎日受け付けられているそうです。

電話予約を試みた人からの情報によると、1時間も2時間も待たされた挙句、プツッと切れてしまう…とか。前日12時間かけ、今日も6時間経って、まだつながらない…と言っている人もいます。

カナダへ入国を予定している方は、なるべく早めにホテルの予約を試みて下さい。

これまで通り14日間の自己隔離はさらに必要で、PCR検査の結果待ちのホテルでの3日間過ごした後、陰性であれば最終目的地まで飛行機や自家用車で移動して、14日間の自己隔離に入ります。もしも陽性結果が出た場合には、ホテルの部屋で指示を待つようにとのことですが、政府の支持する隔離施設に移動させられるとのことです。

果たして、いつまでこの状況が続くのか。。。
一日も早く、今迄のように自由に日本とカナダを行き来できる日が来て欲しいです。

日本への帰国に際する注意点

1月末に卒業する生徒さん達の日本帰国に際し、日本の外務省から新しいルールが発表されましたのでお知らせします。

海外から日本へ入国するすべての方は、国籍を問わず、検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提出できない場合、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただきます。(検疫官の指示に従わない場合は、検疫法に基づく停留措置の対象となる場合がございます。)

<検査証明について>
検査証明の様式については、出国前72時間(検体採取から搭乗予定航空便の出発時刻までの時間)以内に検査を受けて取得した、所定のフォーマットを使用してください。また、所定のフォーマットによる検査証明発行に対応する医療機関がない場合には、任意のフォーマットの提出も可としますが、下記の情報を記載するようにしてください。必要情報が欠けている場合には、出入国管理及び難民認定法に基づく上陸拒否の対象となるか、検疫所が確保する宿泊施設等で待機していただくことがあります。

① 人定事項(氏名、パスポート番号、国籍、生年月日、性別)
② COVID-19の検査証明内容(検査手法(所定のフォーマットに記載されている採取検体、検査法に限る)、検査結果、検体採取日時、検査結果決定年月日、検査証明交付年月日)
③ 医療機関等の情報(医療機関名(又は医師名)、医療機関住所、医療機関印影(又は医師の署名))
④ ①~③の全項目が英語で記載されたものに限る

とのことです。

詳しい内容は、こちらから。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

ここに書かれている通り、国籍や滞在した国・地域、滞在期間に関係なく、海外から日本に帰国/入国する全ての人が対象となるそうです。

因みに、ノバスコシア州でのPCR検査の予約は、こちらから。

http://www.nshealth.ca/coronavirustesting

現在、予約には24時間から48時間要するそうで、翌日から4日目くらいまでの予約が出来る状態のようです。

今月末、私も生徒の一人を連れて行ってみますので、詳しいレポートはその後させて頂きます。

カナダ入国に関する情報

12月30日、日本政府からの発表で、検疫強化対象地域となったカナダ・オンタリオ州ケベック州から日本へ帰国する場合、出発72時間以内のPCR検査陰性証明が帰国時に必要となることが義務付けられたばかりでした。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

カナダ政府も以下のように発表しました。

1月7日(木)午前0時(EST)から国際線でカナダへ入国する5歳以上の全ての渡航者に対し、出発予定時間の72時間以内の新型コロナウイルス検査の陰性証明書の提示を義務付ける旨発表しました。
PCR検査を通じて取得した陰性証明書は、カナダ行きの航空機に搭乗する前に航空会社へ提示する必要があります。新型コロナウイルス検査の陰性証明書を取得しても、カナダ入国後の14日間の自己隔離は引き続き義務付けられています。


【カナダ運輸省報道発表】
https://www.canada.ca/en/transport-canada/news/2020/12/pre-departure-covid-19-testing-and-negative-results-to-be-required-for-all-air-travellers-coming-to-canada.html

日本の外務省が準備しているフォーマットは、こちらです。

【出国前検査証明フォーマット】https://www.mofa.go.jp/mofaj/ca/fna/page25_001994.html

隔離計画書などと一緒に準備が必要となりましたので、ご注意ください。

ノバスコシア州 クリスマスの規制など

先日12月11日、政府は公立学校のクリスマス休暇の延長を発表し、12月18日(金)を最後の授業日とし、その後1月11日(月)から登校することになりました。
現在のところ、これは公立学校だけに当てはまり、私立学校はそれぞれ個々に決めたカレンダーに沿って、大抵1月4日(月)から始まるところが多いようです。

そして、クリスマス休暇における規制について、昨日12月16日(水)に発表されました。→https://novascotia.ca/news/release/?id=20201216006

第2波が来たと思われこの3週間規制が厳しくなりましたが、州民たちの努力の甲斐もあり、新型コロナの陽性患者数は現在50名程度。日々の新しい感染者数も5名程度で抑えられており、入院患者はおりません。

ある程度規則が緩められた部分と厳しくなった部分があります。
12月21日(月)から1月10日(日)までの規則は以下のとおりです。

屋内でソーシャルディスタンスなしで集まれる人数が、10名までとなります。この中にその家に住んでいる家族の人数も含みます。
(例えば、現在我が家には5人住んでいるのですが、後5人までお友達や家族をクリスマスに呼ぶことができます。)
・この10名は、以前と同じくバブルとなること。いつも同じ10人が集まる事が条件で、そのグループを変えることはいけないそうです。
なので、父方の実家で10名でクリスマスパーティーをした後、母方の実家でクリスマスディナーを食べる…などといった、今迄のような家のハシゴは出来ません。
ハリファックスを中心とするセントラル地区では、引き続きレストランやカフェはテイクアウトとデリバリーのみの営業。その他の地区のレストラン等は夜10時にラストオーダーで11日には閉店すること。
・ヘアサロンなどにおいて、フェイシャルマッサージなどマスクを外して行うことも可能。
図書館や博物館、スポーツジムなど再開
ホッケーリンクなどスポーツ施設も再開されるが、25名までの練習のみ。試合やトーナメントなどはまだ禁止。
・ウェディングや葬儀は人数制限を守って行えるが、それに伴う披露宴や会食などは禁止。
・イベントなどは屋内、屋外共に禁止。
・モールなどの店は現在のとおり、25%以下の収容人数を守ること。
・モールのフードコートは、路上暮らしの人たちが少しでも暖を取れるよう、開くことを許します。
・老人ホームへの来院は家族単位で時間を決めて行えるが、入居者が毎年のように親類などの家にクリスマスに行くことは禁じる。

この辺りとなります。
ノバスコシア州は、アトランティック州の3州以外の地域から来た場合、14日間の自己隔離が必要となります。

公立学校の再開が1月11日まで延長された大きな理由は、州民が不要不急以外で他州に渡ることはないはずだけれども、どうしても家族や友人たちとクリスマスを過ごすことになるので、そこから14日間後の11日に授業開始が決まったようです。

クリスマス行事はほぼオンラインのみとなっておりますが、街中のクリスマスライトアップは綺麗です。

今夜は雪が積もっていますが、道路の状況が良くなれば是非お散歩に出てみて下さい。

明日は、果たして学校はあるのか?ないのか?
雪が降り続いておりますが、ご近所さんで雪かきに出ている人はいません。除雪車も走っていません・・・。
・・・休校の予感が・・・。

2020年も残りわずかとなりましたが、元気に2021年をお迎えください。
メリークリスマス!

ノバスコシア州 小中高校留学生の受け入れ

2020年11月17日付でカナダ政府は、ノバスコシア州内の小中高校に在籍及び入学希望の留学生の受け入れを 到着時14日間の隔離プランを提出し、そこに書かれた規則を守ることを条件に開始できる旨を発表しました。

しかしその直後、ノバスコシア州の公立プログラム【NSISPプログラム】は、ノバスコシア州政府によって留学生の受け入れを却下されたことを発表、最短でも2021年9月まで留学生の受け入れは出来ないとのニュースが届きました。
これは、NSISPプログラムのみならず、公立学校は同じ条件となります。

一方、私立学校も14日間の隔離プランを政府に提出するよう命じられました。
詳しくは、各学校か入学手続きを行った留学エージェントにお問い合わせ下さい。

大学生や語学学校の生徒さんには、それぞれオンキャンパスかホテルでの隔離プランが用意されているようです。こちらも詳しくはお問い合わせ頂き、必要な書類や手続きが全て揃った状態で渡航して下さい。

カナダ渡航には、Arrive CANのアプリが便利です。
詳しくは、こちらから→Arrive CAN

その他、州政府のサイトをご確認下さい。→ノバスコシア州政府のサイト

到着後も毎日熱を測ったり、体調を報告。→セーフ チェックイン フォーム

到着数日後から、平日は毎日電話がかかってくるので、体調やルールの確認が行われます。
この電話を3回受信出来なければ、警察が隔離場所に確認の為やってきます。

ルール違反者には多額の罰金が科せられます。

詳しくは、こちらも参照ください。→カナダ政府のサイト