ノバスコシア州 クリスマスの規制など

先日12月11日、政府は公立学校のクリスマス休暇の延長を発表し、12月18日(金)を最後の授業日とし、その後1月11日(月)から登校することになりました。
現在のところ、これは公立学校だけに当てはまり、私立学校はそれぞれ個々に決めたカレンダーに沿って、大抵1月4日(月)から始まるところが多いようです。

そして、クリスマス休暇における規制について、昨日12月16日(水)に発表されました。→https://novascotia.ca/news/release/?id=20201216006

第2波が来たと思われこの3週間規制が厳しくなりましたが、州民たちの努力の甲斐もあり、新型コロナの陽性患者数は現在50名程度。日々の新しい感染者数も5名程度で抑えられており、入院患者はおりません。

ある程度規則が緩められた部分と厳しくなった部分があります。
12月21日(月)から1月10日(日)までの規則は以下のとおりです。

屋内でソーシャルディスタンスなしで集まれる人数が、10名までとなります。この中にその家に住んでいる家族の人数も含みます。
(例えば、現在我が家には5人住んでいるのですが、後5人までお友達や家族をクリスマスに呼ぶことができます。)
・この10名は、以前と同じくバブルとなること。いつも同じ10人が集まる事が条件で、そのグループを変えることはいけないそうです。
なので、父方の実家で10名でクリスマスパーティーをした後、母方の実家でクリスマスディナーを食べる…などといった、今迄のような家のハシゴは出来ません。
ハリファックスを中心とするセントラル地区では、引き続きレストランやカフェはテイクアウトとデリバリーのみの営業。その他の地区のレストラン等は夜10時にラストオーダーで11日には閉店すること。
・ヘアサロンなどにおいて、フェイシャルマッサージなどマスクを外して行うことも可能。
図書館や博物館、スポーツジムなど再開
ホッケーリンクなどスポーツ施設も再開されるが、25名までの練習のみ。試合やトーナメントなどはまだ禁止。
・ウェディングや葬儀は人数制限を守って行えるが、それに伴う披露宴や会食などは禁止。
・イベントなどは屋内、屋外共に禁止。
・モールなどの店は現在のとおり、25%以下の収容人数を守ること。
・モールのフードコートは、路上暮らしの人たちが少しでも暖を取れるよう、開くことを許します。
・老人ホームへの来院は家族単位で時間を決めて行えるが、入居者が毎年のように親類などの家にクリスマスに行くことは禁じる。

この辺りとなります。
ノバスコシア州は、アトランティック州の3州以外の地域から来た場合、14日間の自己隔離が必要となります。

公立学校の再開が1月11日まで延長された大きな理由は、州民が不要不急以外で他州に渡ることはないはずだけれども、どうしても家族や友人たちとクリスマスを過ごすことになるので、そこから14日間後の11日に授業開始が決まったようです。

クリスマス行事はほぼオンラインのみとなっておりますが、街中のクリスマスライトアップは綺麗です。

今夜は雪が積もっていますが、道路の状況が良くなれば是非お散歩に出てみて下さい。

明日は、果たして学校はあるのか?ないのか?
雪が降り続いておりますが、ご近所さんで雪かきに出ている人はいません。除雪車も走っていません・・・。
・・・休校の予感が・・・。

2020年も残りわずかとなりましたが、元気に2021年をお迎えください。
メリークリスマス!