NSISPプログラムの留学生が、ノバスコシア州に戻って来られないと知らされて1週間。
公立学校の留学生の方たちの行き先確保に奮闘中です。
そんな中、私立学校に留学中で、日本のパスポートの切り替えのために一時帰国した生徒たちもまた、学校からの許可は出ているのにも関わらず、新しいスタディパーミットの申請に手こずっています。
アメリカでは、古いパスポートに付いているスタディパーミットを持って、新しいパスポートと一緒に提出すれば入国出来る!
という情報をもらい、早速生徒の保護者にカナダ大使館に連絡してもらいました。
以下、その回答をシェアさせて頂きたいと思います。
現行の入国制限下では、有効な就学許可証をお持ちの留学生が渡航することは可能です。
到着後の入国への決定権は審査官になり、カナダへの入国を保証するものではありませんことを予めご了承ください。。
カナダへの入国の最終決定は入国審査を行う国境サービス(CBSA)担当官が行い、必要不可欠な目的でカナダに渡航することを証明する必要があります。
更に、入国が許可されるためには、入国後14日間の自己隔離について明確な計画が必要です。
自己隔離については下記ウェブサイトの詳細をご確認ください。
留学生がカナダに渡航する不可欠な理由は:
➡️ すでにカナダに居住していて、現在の住居に戻ること
➡️ 留学先の学校が開校されていて、実際に授業に参加できること
➡️ 現在お住まいの地域からオンライン受講の選択肢がないこと
➡️ 研究所または同様の施設へのアクセスが研究に必要であること等です。
上記不可欠な理由を記載してある学校からの手紙があればお持ちになることをお勧めします。
また、パスポートを更新すると、新しいパスポート番号には電子渡航認証(eTA)は承認されていません。
新たに申請をしてください。
カナダに戻られたら、延長申請を行うことをお勧めします。
現行の入国制限下では、仮に現在申請中の就学許可証の許可が下りても再入国時に就学許可証の発行がされない懸念があります。
一方、就学許可証の延長申請であれば、お手持ちの就学許可証が失効しても勉強を続けて郵送で送られてくる就学許可証を待つことができます。
という内容でした。
ノバスコシア州での留学を続けたい生徒さんには、朗報化と思います。
ただし、最終判断は入国審査の際となりますので、却下された場合には実費で日本へ帰国することになりますので、リスクは頭に入れておいて下さい。
一日も早くCOVID-19が収束することを願っています。