『海外留学』を選択する理由は?

2025年も12月に入り、カナダ・ノバスコシア州はマイナス気温になったり、雪がちらついたりしています。

今日の日の出は07:37、日の入りが16:33。日照時間が9時間を切ってしまい、我が家の鶏たちが卵を産むことを休んでしまっています・・・。涙

昨年までは、冬でも快調に産んでくれていたんですけど、調べてみると・・・

どうやら日照時間が14時間必要だとか?!

どなたか、良い方法を知っている方がいらしたら、メッセージ下さい!

 

前回、『留学』ってタイミング次第!というブログにたくさんのコメントを頂きありがとうございました。

 

では、今留学している生徒さん達は、どうして『海外留学』を選択したのか?

ノバスコシア州で日本からの留学生のお世話を始めて15年ほどになりますが、私が学生だった頃と比較すると『海外留学』という選択肢が、それほど特別なものではなく極一般的な選択肢になってきた気がします。

私が留学相談を受ける生徒さん達の多くは、『海外留学』をしたいな~と昔から思っていたんです!

と仰るのですが、たま~に受験を経験したくなくて・・・とか、消去法で残ったのが留学なんです・・・という方にも出会います。

どんな理由であっても本人が『海外留学』を経験したい気持ちが大きければ、それだけできっとポジティブなものに出来るとは思うのですが、やっぱり逃げや消去法で選ぶよりも、何らかの目標を持ってこられる方の方が、ホームシックも乗り越えやすく、友達もたくさんできて、海外(カナダ)生活をエンジョイされているように見受けられます。

このブログを応援してくださっている方たちは、私が長年アイスホッケーを楽しんでいることをご存じの方が多いかと思います。
そして、アイスホッケーを本場カナダで体験したい!アイスホッケーのスキルを上げたい!と言って相談してこられる方も多いです。

『高校留学』や『大学・カレッジ留学』は学問を優先させないといけませんが、それでもアイスホッケーが得意!というのは、カナダでの留学生活には最強の特技となります。

友達を作るにもスポーツを通してだと、言葉が分からなくても動きで自分を表現できたり、人と協力しあえたり、勝利を一緒に喜び合えたりできるからです。

その上、カナダでは日本の野球やサッカー、バスケの競技人口みたいに子供のころからアイスホッケーをプレイしている人が多いですから、話題にも困りません。そして、留学生でアイスホッケーが出来る人は少ないので、現地の学生たちに混ざってプレイすることになり、語学力の取得も早くなります。
アイスホッケーじゃなくても、野球やサッカー、バスケ、ダンスなどでも構いません。

そしてスポーツに限らず、楽器が演奏できる!というのも役立ちます。

高校の音楽を選択するには、楽器が演奏できないといけない場合も多く、でも楽器は貸し出してくれるものもあります。

もちろん慣れている楽器を日本から持ってくる生徒さんもいます。

中学校では、まだまだ本格的に演奏できない生徒が多いですが、高校になると音楽の先生がバンドやオーケストラなど指導してくれることも多いです。

こういったスポーツや楽器に関しては、必ず留学相談の時に詳しく教えてください。自分が挑戦したいレベルや何かを最初から教えてもらえると、それがプラス@で継続できる場所や学校に進んでもらえるように協力できる可能性が高いです。

これが、生徒さんにとって友達作りのきっかけにもなるでしょうけれど、それ以上に息抜きの時間にもなります。

20年以上ここで暮らしている私もアイスホッケーによって今でも新しい出会いもあれば、友達の輪も広がり、仕事にも良い影響を与えてくれています。そして何よりも仲間と一緒に戦う試合はストレスの発散にもなり、一番のリラクゼーションです。

 

 

『海外留学』をする理由として、きっと一番に思い浮かぶのは英語力を向上させるため!

だけど英語の習得だけだったら、日本でも数多くの英語を母国語とする人たちが暮らしていますし、オンライン授業もあるし、海外に出たことがなくてもネイティブ並みの英語力を持っている人はいます。

確かに大学受験に際し、英語力が優れているのは有利です。

でも、最近では帰国子女の数が、かなり多くなってきています。

だからこそ『海外留学』を選択する場合、英語の習得以外の理由も考えてみてもらいたいのです。

ホストファミリーや友達家族、学校、住んでいる場所のコミュニティなど、なるべく様々な場所に出かけ、まずは顔を覚えてもらい、「旅の恥はかき捨て」だと思って文法や言い回し、発音にとらわれず、コミュニケーションを楽しんでほしいと思います。

また、会話だけじゃなく、カナダでしか体験できないアクティビティにも挑戦してほしいです。

最初から『海外留学をする目的』と持っている人はもちろんのこと、そんな経験や体験をする中できっと自分が『海外留学を選択した理由』が見えてくる人も多いと思います。

『海外留学』に興味のある人は、いつでもご相談下さい!

どんな留学を思い描いているか、聞かせてほしいと思います。お待ちしています!

 

『留学』ってタイミング次第!

カナダ・ノバスコシア州ハリファックスで暮らし始めて23年目。

ホッケーシーズンも始まり毎日のように汗を流していますが、今週はトロント・ブルージェイズの応援&ドジャーズの日本人選手3名の応援で盛り上がり、元気をもらっています!

つい最近新学期が始まったかと思ったら、もうハロウィーン。

お隣さんは今年も力を入れて飾ってますが、どうやら天候がかなり荒れる見込みで、今年はハロウィーンを1日遅らせて土曜日にしようという動きが地域によっては出ている・・・と、今朝ラジオで言ってました。

それなら1日早めて明日の木曜日にしちゃった方が、飾りを激しい風雨の前に取り込むことが出来るのでは??!・・・と考えるのは私だけでしょうか?

そして日曜日、11月2日にはDay Light Savingが終了し、いよいよ冬支度です!

時計の針を土曜日の夜寝る前に1時間戻して寝てください。

この日は、いつもより睡眠時間が長く取れる、私のお気に入りの日です~♡

さてさて、そろそろ本題に。

留学エージェント、留学カウンセラーをしていると、よく聞かれるのが、

『留学はいつするのが良いですか?』

という質問。

答えは・・・、

『人それぞれです。』

私は、

『人それぞれに合う時期、タイミングがある』

と信じています。

そのタイミングに合っている人はとんとん拍子に話が進み、あっという間にハリファックスの空港でお迎えしています。

逆に上手くタイミングが合わない人は、なんだかんだと難題が出てきて、話がなかなか前に進まないものです。

だから、何だか上手く進まないな~と感じたら、勇気を出して一度仕切りなおすのも良いことだと考えています。

夏に短期留学をしたり、親子で学校見学に来たのに、長期留学の決断ができなかった時、とても申し訳なさそうに謝って来られる方がいます。でも、謝る必要は全くありません。

留学のタイミングが人それぞれにあると言いましたが、留学の形だって人それぞれ!

短期留学や見学で、十分に日本の学校生活や家族との時間を外から見ることができ、その良さが実感できたのなら、その今自分がいる場所でしっかりと前向きに頑張れる糧を得られたはずです。

また『留学について家族で話す時間』が、何よりも大きな財産になると考えています。

お子さんが、自分から留学がしたい!と言い出したとして、それについての意見を親子で毎晩のように話し合う時間。

答えがどちらになったとしても、お子さんの希望について親子で必死で向き合った時間。

この時間があればこそ、留学が成功する鍵にもなるし、また留学を結局しなかったとしても納得した決断になるはずです。

留学中でも気の迷いはあるものです。

友達関係や勉強、色んな事が上手く行っているときは楽しい留学ですが、ふと自分はなんで留学を選んだんだろう?って弱気になる日だってあります。

そんな時、家族で向き合って話し合った時間がある人は、その家族に電話やビデオ通話をしたとき、お互い気持ちを察した言葉選びも出来るはずです。

留学している人たちは、今が自分のタイミングだったことを信じて、夢や目標に向かって突き進んでください!

そして、自分の留学のタイミングを迷っている人は、まずはカウンセリングなど行動に移して、とんとん拍子に話が進みそうか否かを試してみてください。

『今がタイミング』の人には、それが感じ取れるはずです。

2023年7月1日カナダデー

Happy Canada Day!!!

と、本当だったら花火やパレードで盛り上がるハリファックスですが・・・ここ1週間ほど天候が悪く、昨日も例外ではありませんでした。

午前5時過ぎの飛行機で3日遅れの日本一時帰国を心待ちしていた生徒の一人、Hinata君。
午前3時には自宅を出発しようと準備していると、我が家の犬たちが外を見て吠え始めました。

まだ夜中の2時半。
外は霧に包まれ・・・どうやら野生のシカに向かって吠えている様子。

この霧の中、空港までの運転は気を付けないとな・・・と思いつつ、
「あ!待てよ!」
と、空港の発着サイトを検索・・・。

すると、なんとまたもやキャンセルの文字が。。。

同時にHinata君にも日本のご家族から、エアカナダからのキャンセルのメールが届いたとの連絡が。涙

霧も深かったので、まずはエアカナダに電話をかけてみたのですが、30分待っても誰も出ません。

・・・カナダデーだし、働いている人も少ないよね・・・。

とりあえず車に乗り込み、真っ白の中を空港まで走りました。

ほとんど他に車もなく、シカが突撃してくることもなかったので、無事空港へ到着。

Hinata君にはカウンターに向かってもらい、私は車を止めて、3日前になくなってしまったHinata君のホッケーバッグ1個を探しにバゲージクレイムカウンターへ。

でも、まだ午前4時前。
誰もいませんでした。

エアカナダのカウンターでHinata君と合流し、係の人は…と言えば、
「この便はキャンセルだし、私が見れるコンピューターではここ数日日本にたどり着ける便はないから、ここに電話して!」
と、3日前と同じ番号を手渡すのみ。

その番号には、2時半から掛けているのに誰も出ない番号。
いくら何でも酷すぎるでしょ!と、今回ばかりは私も頭に来てしまい、
「じゃあトロントから日本便は空席あるの?」
と聞くと、あるというのです。でも、トロントに行くことが不可能だと。

「他の航空会社でチケットを取ってトロントに行けたら、リファンドしてくれるよね?」
と聞くと、自分では対応できないが、リファンドを請求できるサイトをくれました。

最近、小さな航空会社が増えてきているカナダ。
どこも結局は親会社がエアカナダだとか言われたりしますが、Poter Airlineで、トロント便に間に合うものを見つけました!

再度エアカナダのカウンターに戻り、トロント便を取ってもらおうとすると、今度の担当者は、
「できるかどうか分からない・・・。」

「いい加減にしろ~!」
と怒鳴りたい気持ちを抑えつつ・・・他の従業員を巻き込んで何とかトロント便を抑えてもらいました。

無事、Poter Airlineのチケットも取れて、日本帰国はこれで見えてきた!

さてさて、3日前にモントリオール便が遅延したため、17歳だからホテルに一人で泊まることも出来ないため足止めとなったHinata君の荷物。

実は、彼は$325の追加料金を支払い、スーツケース1個、現在使用中のホッケー防具バッグ1個+スティックバッグ1個、それにもう使わなくなった防具バッグを1個預けていたんですが、最後の防具バックが返ってこなかったんです。

最悪、夏の間我が家で預かるとしても・・・紛失されてないか怖かったので、ロストバゲージクレイムの所に再確認に行くも、5時前でまだ開いてない・・・。

ところが、夜勤明けで戸締りの確認に来た男性に声を掛けたら・・・、
「僕で探せるか分からないけど、見てあげるよ!」
と、快くパソコンを立ち上げてくれ、一緒に検索。

すると、その防具バッグは、何度もハリファックスに戻ってくるも、またモントリオールに送り返されておりました。

そこで、東京の自宅に届くよう注意書きを入れてもらい、少し時間はかかりましたが、安心して日本に向かえることになりました。

その後、トロント便は遅延もなく霧の中を飛び立ってくれ、トロントでは航空会社が異なるので一旦荷物の受け取りや、ターミナル3から1への移動などもありましたが、無事帰路につきました。

成田について、1年3か月ぶりに家族との再会を果たしたHinata君ですが、今回の旅の大変さは、これだけでは終わりませんでした。

彼の現在使用中のホッケー防具一式とスティックバッグもオーバーサイズだったものが、届きませんでした。

他の旅行者さんも同じだったようで、届く事を祈りながら待つしかなさそうです。

帰国の日が3日間遅れただけでなく、困難がいっぱいではありましたが、無事日本に帰国できたことを嬉しく思います!

この夏、一時帰国組の留学生の皆さん。
パンデミックの影響で、久しぶりの帰国の生徒さんもいますので、どうか安全に元気に、日本のご家族との時間を満喫して来てください!

See you in September!

ブログ:夢に向かって羽ばたけ!~Let Your Dreams Take Flight!~

「Felicia 家族と留学生たち」という題名で10年に渡り書いてきたブログがありましたが、コロナ禍以降「夢に向かって羽ばたけ!~Let Your Dreams Take Flight!~」と変更してから、なかなかブログの更新が出来ておりませんでした。

そこで気分を改め、個人的なブログ内容ではありますが、自身の会社のウェブサイトで続けていこうかと思い立ちました。

留学生や渡航に関することも綴って参りますので、コメントなども頂ければ幸いです。