Landmark East Schoolを訪ねて

 

 

学長(ヘッドマスター)であるPeter Coll氏とは、昨年の秋、日本のカナダ大使館で行われた「カナダ留学フェア」に参加する間際でした。

 

ノバスコシア州に、このような専門的な学校が存在することすら知らなかった私でしたが、Peter氏の住まいが私の自宅と同じダートマス市だということもあり、近くのコーヒーショップで会うことにしました。

 

話を聞いているうちに、彼の穏やかな性格の裏に隠されたこの学校に対する熱情が伝わってきました。
彼は、もともと私の息子の通っている高校の教師だったそうです。ところがリタイア後、何故か今までよりも忙しい教師生活を送っている・・・と言って笑っていました。

 

この学校は、LD(学習障害)を持つ子供たちの学校であることは、ウェブサイトなどからもすぐに分かりますが、彼は「学び方に個性のある子供たち」のための学校だということにこだわりを持っています。

 

できるだけ、学習障害という言葉は用いたくないのだと言います。
なぜなら子供たちの中には、公立や私立の普通校に通っていても実力が現れない子供がいるのです。

 

特に失読症や書字障害、注意欠陥障害、その他非言語的障害を持つお子様の中には、学び方さえ変えれば、素晴らしい能力を引き出すことができるお子様が大勢いるのだそうです。

 

彼が直々入学前にインタビューを行い、その入学希望生徒にこの学校で学んでいける“英語力”があるかを調べます。入学後にはESLサポートもあります。また、専門医がお子様の“学ぶ能力”を測ります。

 

この学校では、学び方の個性を尊重して、それぞれに合った方法でその能力を引き出し、大学やカレッジに送り出します。将来、しっかりと社会で生きていけるよう導いてくれるのです。

 

まだ雪の深い中、Peter氏の運転で訪れた学校。
そこでは、今までの学校ではそれぞれに辛い思いをして来た子供たちが、生き生きとした表情をしていることに喜びを感じ、その笑顔に魅せられました。